推奨されるフッ化物配合歯磨剤の使用法とは
すわ歯科医院の諏訪です。
本日は睦合中学校同窓のゴルフコンペに参加してきました。
これのためにゴルフスクールに通い始めたのですが、スコア的には以前と変わりませんでした。
トホホ
ただし、つかんだものは有るので今後も頑張り続けます‼️
さあ、気持ちを取り直して今日の本題に入ります。
むし歯予防策とは何でしょうか?
「日常の歯磨きに決まっている」→多くの人はこう答えるでしょう。
もちろん正しい答えですが、これだけでは充分ではありません。
大事なのは
①間食の取り方
②フッ化物歯磨剤併用の歯磨き
③シーラント
ですかね。
①は分かりますよね。砂糖をとりすぎると歯が溶けます。それ+炭酸などの酸性の飲み物が加わるとホントにヤバイっす。
飲み物のほとんどは酸性の飲み物、そうじゃ無いのは牛乳・水・お茶くらい。
のどが乾いたらお茶を飲みましょう!
②は後で説明します。
③ですが、これは「生えたての歯の溝は深く、柔らかいためむし歯になりやすい」ので、この溝を歯科用材料で塞ぐのがシーラント処置です。
歯ブラシの毛先は歯の溝より大きい
事が知られています。
すなわち、歯ブラシで溝の中の歯垢を取り除くことは不可能なんです。
さて、今年の初めに、歯科4学会合同でフッ化物配合歯磨剤の利用方法が改定されました。
4学会とは口腔衛生学会、小児歯科学会、歯科保存学会、老年歯科医学会です。
改定された点はざっくり言うと「使用する歯磨剤の量が増えた」と「使えるフッ化物の濃度が高くなった」です。
例えば、今までは6から14歳には使用量1cm、濃度1,000ppmだったのが、今回から2cm(歯ブラシ全体)、1,400~1,500ppmに変わりました。
あと大事なのは歯磨きの後はうがいをしないか、しても少量の水で一回のみです。
以上
あー、ゴルフ上手くなりたいわ!
2023年05月14日 20:06