一か月ぶりです。
皆様お久しぶりです。日々忙しく、なかなかブログを書けないでいました。
野球観ていますか?WBCってやつ。
自分はひねくれものだから全日本の選手達が妙に仲良しなのが気に入りません。
野球に「ワールドカップ」みたいなものは必要ないという考えです。
あんなに選手同士が仲良くして、レギュラーリーグで闘志のあるプレーができるのでしょうか?←ホントに自分は変わり者です。
でも、好きな選手はいるのです。今度ソフトバンクに移籍した近藤健介選手です。
彼は、横浜高校出身でキャッチャーでした。高校時代からバッティングセンスは抜群でしたが。今大会も絶好調ですね。好きです💗
さて、ここからは話が重くなるのですが。
当院の患者さんで、末期がんを患い闘病している方がいます。
自分より一回り先輩の女性。
肺がんです。
主治医からは、「今年の桜は観られないかもしれない」と宣告されたそうです。
そして、今日、訪問してきました。
「あーー、開いた」 マンションの扉の事です。
彼女には親戚がいません。
だから、訪問してくるのは彼女をケアしている医師や看護師・ヘルパーさん。
なので、玄関の鍵は開けっ放しなのです。
何回か自分は訪問しているけれど、「施錠=彼女の死」ですから、いつも緊張します。
彼女は起きていました。
いつも話に困ります。
何を言えば良いのだろう。
「鍵が開いてて良かったです。もうじき桜が咲きます。お医者さんの予想は外れそうですね。もうそろそろですか?」もう、思ったことを正直に話してしまいます。
で、そのあとは一方的に自分の世間話をしました。
「ごめんなさい。自分の事ばかりで。何を言ったら良いか分からないから。また来ます」って握手して帰って来ました。
ホントに、嫌いです。癌。
親父もこれで死にました。宣告から半年後にです。
自分の患者さんにも大勢います。お一人あげると、前立腺がんだと教えてくれてからもう2年近く来院していない同い年の患者さん。
どうなったか、電話したいのだけれど、出来ません。
ホントに、憎いです。癌。
でも、自分もこれにやられちゃうんだろうな。
次回は彼女に桜の花びらでも持って行けそうでしょうか?
どうぞ、施錠されてませんように、、、
2023年03月12日 20:35