感染対策

すわ歯科医院の諏訪です。
新型コロナウイルス感染者数は高止まりしいています。
不思議なのは神奈川県のコロナ状況です。
直近1週間の10万人当たりの感染者数は少ないほうなのに、病床使用率は最悪です。
コロナを受け入れている医療従事者には頭が下がりますが、いまだに受け入れ医療機関が少ないのはどうしてでしょうか?
法律の問題はあるとは思いますが、ここは医師会がリーダーシップをとって何とかしてもらいたいです。
もう7波ですよ。
今日、当院と付き合いがある歯科材料店のチラシを見て驚きました。
『水と塩だけで作る次亜塩素酸生成器』なんじゃ!まだ大手歯科機械メーカーが「水商売」をやってるのか!
新型コロナが流行りだした頃、消毒用エタノールが不足し、その代わりとして次亜塩素酸水が出てきました。
この水は何年も前から注目されていました。
当院も生成器を持っていましたが、何しろ消毒効果が持続しない不安定なものなので、すぐに止めました。
この水は生成したてのものをかけ流しでじゃぶじゃぶ使わないと意味がありません。
わが厚木市もこれを作って市民に500㎖ペットボトルで配っていましたが(歯科医師会もやってました)、全くバカげたことで、数日で「ただの水」になっちゃいます。
郷土資料館(画像参照)に行ったとき、あの広い部屋で家庭用加湿器でこれを噴霧していたのには笑っちゃいました。
第一、消毒薬を噴霧してはいけないのです。
最近は見かけなくなりましたが、首にぶら下げるカード式除菌剤。
中身は二酸化塩素のようですが、、、、
二酸化塩素は空気より軽くなかったっけ?
つまり、胸より下が「空間除菌」されます。
背の低いお子さんが除菌され危険ですね。
先ほど書いたように、消毒薬をまき散らしてはいけないのです。
一時期、次亜塩素酸水がバッシングされ、オゾン水なるものも出現しました。
しかし、ほとぼりが冷めればまたまた出てきます。
感染対策はマスク・手洗い・換気・ワクチンですね。
これらについては異論がある方もおられるでしょうが、自分はこれだと思っています。
そうそう、前に「1450ppmフッ素含有歯磨剤の値段の幅が250円から900円まであるのはなぜだ?」と書きました。
大した理由は無いようです。
原価はそれほど変わらないが「ブランドイメージをつけるため」にあえて価格を高く付けているとか(〇〇〇株式会社お客様相談係談)。
今後、自分はライオンのものを使おうと決めました。
2022年08月25日 14:13